横須賀市 内一歯科医院HOME>20代の方
20歳以上になってくると、前歯の着色や歯並びなど審美的なものが気になり始めるころではないでしょうか。 特に着色に関しては"ホワイトニング"といった言葉を日常で耳にするぐらい関心の高いことだと思われます。
一口に着色と言っても様々なものがあります。大きく二つに分けると、喫煙や紅茶、 コーヒー、お茶などによる歯の上の着色と、 テトラサイクリンの影響や失活歯(神経をとった歯)などによる歯自体の着色です。歯の上からのヤニや茶渋などの着色は、歯科医院で器械的にとることができます。 しかし失活歯など歯自体の着色は、器械的にはとることができません。失活歯は、単独であることが多く、また、枯れ木のようなもので、歯自体が変色してきます。 この場合その歯だけを白くすることはできますが、望んだ色(他の歯と同じ色)にはできません。また、歯の表面のエナメル質という部分が脆くなっているため、 ある日突然、折れたり欠けたりする可能性が高いです。 そこで被せ物を使って審美性を回復することをお勧めいたします。
また、現在では大変少なくなっていますが、薬の影響などによって多数の歯にわたって変色が見られる場合があります。この場合は、 いわゆるホワイトニングの適応になりますが、市販のものに安易に手を出さず、歯科医に相談して下さい。
もう一つ、この頃から気にし始めた方が良い事に歯周病があります。これはう蝕と違って厄介なことに、痛いという信号もなく、気がつかないうちに進行します。 簡単なチェック方法を紹介します。歯と歯の間の歯肉の形を見てください。 頂点のとんがった二等辺三角形が理想です。頂点がつぶれてる場合は要注意です。次に色です、 ピンク色が理想です。赤かったり、赤黒かったりする場合は、歯周病を疑ってください。最後に爪楊枝などで痛くない程度に突っついてみてください。 血が出るようなら、 少なからず歯周病に罹患しています。
とにかく、歯周病は、"早期発見、早期治療"が大事です。 早めに治療することによって、10年後、20年後に嫌な思いをせずにすみます。 少しでも心配なら、検診を受けることをお勧めします。