横須賀市 内一歯科医院HOME>30代の方
30代の方になると、仕事が忙しくなったり、子育てに追われたり、なかなか自分の事ばかりという訳には行きません。
歯に関しても、気になるところがあるのに痛くなるまで放っておいたり、 あるいは痛くても我慢してしまったりしているのではないでしょうか ?
しかし、その間もう蝕(虫歯)はどんどん進行してしまいます。そして、とりかえしのつかないところまで進行してしまう場合もめずらしくありません。
早めに治療しておけばすぐ治っていたものが、後回しにした事によって何度も治療に通わなくてはいけなくなってしまいます。
少しだけ専門的なことになりますが、基本的には穴が開いてる程度のう蝕や、冷たいものがたまにしみる程度なら1、2回の治療で終わります。 しかしこれに気が付いても放置しておくと、頻繁にしみたり、熱いものがしみたり、自発痛(何もしなくても痛い)を伴ったりします。この段階まで進行してしまうと、 神経を取らなければならない事が多く、いわゆる根の治療をしなくてはなりません。根の治療も場合によって回数が違ってきます。 早い段階で治療を始めれば2、3回で終わりますが、かなり痛くなってからや、痛いのを我慢して放置したものだと、さらにかかる場合もあります。 このほかに被せ物の治療などもしないといけませんから、早い段階で見つけた場合とでは、治療回数にも治療費にも、かなりの差が出てきてしまいます。
これに加え、この時期口の中の事を放置しておくと、もっと大変なことになります。口臭が気になり始めたり、口の中がぬるぬるしたりしたら歯周病を疑ってください。 喫煙者は要注意です。歯周病は、痛みを伴わず、気付かないうちにどんどん進行します。そして怖いのは、進行しすぎた歯周病は治すことができないということです。 う蝕にしても歯周病にしても早期に発見する事で、治療回数も治療費も減らす事ができます。また、歯を失う可能性も減ります。 自分は平気と思わずに、3ヶ月に1回は、歯石を取ったり、検診を受けることをおすすめします。